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【感想文】ブリ猫。『うつを甘くみてました』を読んだ

どうも、よっこいです。

書籍レビュー記事をメンタルズノンノンで書くことにしました!

 

そんなわけで、今回読んだ本はこちらです▼

natalie.mu

 

 

うつを治す本ではない

 

「うつを甘くみてました」は、著者ブリ猫。さんの双極性障害の闘病生活を綴った実録エッセイです。

 

 

ハッピーエンドではありません。

かわいい猫のイラストですが、グロテスクな描写もあります。

 

でも、そこがいいのです。

本を読んだだけで治るような病気ではないですからね

 

ページの写メ取って拡散OK!

 

“写メに撮り、「#うつ甘」とハッシュタグ付きでSNSにアップしてみてください。私はこの本のどこに共感してもらえたのか、そういったことが知りたいのです”と、冒頭に書かれています。

 

ここが他にはない、画期的なところです。

本の内容アップしてOKなんてまずありません。(そうでなくてもたまにTwitterに上げてる人いるけど)

 

そんなわけで、僕もハッシュタグをつけてTwitterにアップしました。

 

ツイートした他にもいろいろ思うところがあったので、以下にピックアップしていきます。

 

自傷する理由がやっと分かった

 

各エピソードのタイトルもこのようなハッシュタグ付きになっています。地味に斬新です。

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https://cdnx.natalie.mu/media/news/comic/2018/0810/utsu_ama_4_fixw_640_hq.jpg

 画像:「うつを甘くみてました#拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生」(帯あり) [画像ギャラリー 1/8] - コミックナタリー

 

僕は自傷をしたことがありません。

なので、自傷しないではいられない理由が僕にはあまり分かりませんでした。

ですが、この2ページで理由がよく分かりました

 

そして次のページにはハサミでザクザクするシーンがリアルに描かれています。

 

僕はうつ病患者らしくない

 

他にも「うつ甘」には

のエピソードが書かれていますが、これらも僕はしたことがありません

 

じゃあうつじゃないやん

と思う人もいるでしょう。

 

だから僕は困っています。

精神疾患者でありながら、精神疾患者の気持ちがあまり分かりません。

 

僕の症状はというと

  • 死にたくならない程度の落ち込み
  • 中途半端な不眠
  • 外出はできる程度の体力低下
  • 慢性的なだるさ、疲労感

こんな感じです。

なので「元気そう」と言われて家族からも理解を得られません。だから辛いのです。

関連記事:よっこいのうつのここが辛い

 

うつ甘に書かれていた

については、そんな僕にとっては「わかる!」(←各ページ端にあるチェック欄)というよりは“発見”でした

 

そして一番の発見がこちらです。

 

“その発想はなかった”です。(ニコ二コ風に言うと)

 

「家族から理解を得られなくて辛い」と書きました。

しかし、家族も僕がうつになったことを受け入れられていないのでは?と気づきました。息子が精神障害者になって仕事も辞めたら、そりゃ家族もしんどいだろうと

 

こう書くと精神疾患の方は余計に家族に迷惑をかけていると感じてしまうのでは?と思ったりもするのですが…

 

ただ、「♯キャパって人それぞれ」という考え方は持っていてもいいのかなと感じました

 

オススメしたい人

周りの理解を得たい当事者

 

「わかる!」「超わかる!」のチェック欄が各ページにあり(画像参照)、「どの部分に共感したのか」を記録できるようになっています。

 

実際に僕もチェックを入れて親に渡しました。ただ、僕の症状は先述のように軽めなので「超わかる!」はほとんどありませんでした。

 

うつや躁うつのリアルを知りたい人

 

「うつは甘え」という認識が、読んだその日からぶっ飛びます。

 

「骨出ちゃった…」 ですからね。。

 

僕も知らなかった世界があります。

 

オススメしない人

うつが重い人

 

ショッキングな描写が多く(主に前半)、マイナスの感情に引き込まれると思います。「過去を思い出し辛くて読めない」というTwitterのコメントもありました。

マンガで読みやすいですが、それゆえのデメリットのような気がします。

 

総評

 

双極性障害のリアルが心に深く刻みこまれ、すごくいい教材になりました。欲を言えば躁状態パニック発作の話がもっとあればなぁと思いました。

障害年金など社会保障制度についての内容が充実しており、特に社労士探しの話が参考になりました。

これからの生き方について考えさせられる、そんな1冊です。

そして、うつを甘くみてはいけません。